こんにちは、ビジネスアドバイザーのARISA(鈴木ありさ)です。
これからネット関連のビジネスをお考えの方に、収入GETの確率を上げるお役立ちができればという思いで、副業・投資のジャンルを中心に、業界内で様々な噂が飛び交っている案件について忖度なしで純粋に評価し報告をしています。
又、その活動を行う事で副業詐欺・投資詐欺の撲滅にも繋がると思っています。
早速ですが、今回の調査案件です。
この案件は、否定的な感想が多く、悪徳商材、全く稼げない等々、投資詐欺疑惑も浮上しています。
その真相とはいったい…
<Team Work Project(チームワークプロジェクト):目次>
チームワークプロジェクトとは?
チームワークプロジェクト(Team Work Project)で一般公開されているLP(紹介ページ)で把握できることを、まずは報告しますね。
チームワークプロジェクトは、1日5万円、毎月125万円が稼げる投資プロジェクトのことです。
このプロジェクトの公開者は「宮本純次氏」で、詳しい経歴等は後ほど詳しく報告しますが、もう一人システム担当をされた方がいるようです。
お名前は「岩村昌典(いわむらまさのり)氏」
実際に利益を上げていくにあたっての作業の簡略化が得意分野で、宮本氏いわく、「彼が居なければ今回のプロジェクトは実現出来ないと言っても過言では無い!」といわれているようで、システムを作っていくうえで、相当重要なポジションにいたのでしょう。
そんなに凄い方なら、何かしらの情報が入手できるのでは?と考え、ネットで検索してみたり、業界通に聞き込み調査等してみたりしましたが、岩村昌典氏の経歴等、詳しいプロフィールや経歴は一切検出できませんでした。
嘘か誠かはわからないですが、自称では「大手企業に所属しつつ」とあったので、コンプライアンス的な事でおもてだって登場できないのですかね?
もしかしたら、プロジェクトに直接かかわっているわけでなく、よくある単なるシステム開発者の可能性もありますよね。
経験上、過去にもこのようなケースでのトラブルも多々ございましたので…
システム解説だけして、システム的なトラブル以外(稼げる稼げない等)は一切対応してくれない的な…
なので、このケースなら顔出ししなくていいので「岩村昌典」は偽名でもなりたちますし、へたすれば何かしらの都合上、このポジションの人を架空ででっちあげ、それらしく解説している可能性も否めません。
いずれにしても、あえてシステムを作った人を紹介するこのケースは、何か裏がありそうで注意が必要です。
あと、チームワークプロジェクトは、「だれでも少額から」という記載があるし、宮本氏の経歴から、このビジネスは投資というカテゴリなのはわかるのですが、FXなのか株式投資なのか仮想通貨等の他の投資なのか詳しい説明がありません。
又、ビジネス的には何かしらのシステムを使うものなのか、プロトレーダーの真似をする、ミラートレードなのかコピートレードなのか、モデルの解説が全くありません。
このケースでありがちなのがプロダクトローンチです。
はじめはビジネスモデルの解説は殆どおこなわず、メリットのみ大げさに伝えてまずは登録させるという販売戦略です。
誰でも大金が稼げるという金額だけを強調して、何の投資なのかさえ最初は伝えないこの手法は、誇大広告の可能性が非常に高いです。
1日5万円、毎月125万円は、投資として常識的にはありえないので…
ビジネスの説明も不十分ですし、目先の金額やフレーズに魅力を感じて登録するのは大変危険です。本質を見極めることがとても大切です。
どうも怪しい!チームワークプロジェクト
チームワークプロジェクト(Team Work Project)で一般公開されているLP(紹介ページ)で把握できなかった事を掘り下げて調査する為に、実際にLPからLINE登録し検証してみました。
登録からの流れ
(1) LPの申込フォームからメアド登録
(2)LINEの登録ページが表示される
(3)LINEに登録
(4)LINEで下記のような動画URLが通知される
(登録したメアドにも通知される)
(5)1話目の動画を見させる煽りLINEが数通送られてくる
(6)2話目動画の下記のような動画URLが通知される
(7)2話目の動画を見させる煽りLINEが数通送られてくる
(8)3話目動画の下記のような動画URLが通知される
(9)3話目の動画を見させる煽りと「選抜メンバー募集」の案内が届く
下記のような記入事項がございます。
・名前
・カナ
・LINE名
・電話番号
・Tearm Workへの気持ち
・電話が可能な曜日と時間
(10)3話目の動画を見させる煽りと「選抜メンバー募集」の案内
(11)参加申込受付までのカウントダウン煽り数回
(12)4話目(最終話)の動画URLの通知(申し込みSL(セールスレター)リンクあり)
動画ページに記載されている参加申し込みSL(セールスレター)は下記です。
LINE登録して配信された内容から確認できたのはこんな感じです。
はい、予想通りプロダクトローンチという戦術を使った商品販売ですね。
「プロダクトローンチ」について知らない方に、仕組みについてここで簡単に説明しますので参考にして下さい。
① 射幸心を煽りTeam Work Project(チームワークプロジェクト)のLINEに集客
② 見込客に少しずつ、ビジネス詳細を明かしていく
③ ビジネス詳細を明かしていくのと同時に見込客にマインド教育、購買意欲を高めさせる
④ 最終的に商品を購入させる
このような流れになります。
簡単に説明すると、見込み客(今回の場合はLINE等で登録した方)に魅力的な情報を与えて購買意欲を高める「教育」のプロセスがある(今回の場合は送られてきたLINEメッセージやメール、数話の動画等がそれに該当します)販売手法の事です。
念のため、動画の1話~3話でどのような事が語られていたか、又、私が受けた印象についてもお伝えしておきます。
ちなみに、インタビュアーは「倉石莉々子(くらいしりりこ)氏」でネット検索での情報は全くありませんでした。
恐らく、プロモーションの仕掛け側が用意した人物で、偽名を使っている可能性も否めません。
動画1話目の内容
1話目の動画を見た私の印象ですが、宮本氏は元銀行員で、ヘッドハンティングされ海外へ移住し、そこで同僚から声掛けされて投資業界に参入した経緯等々、ちょっと突っ込みたくなるような胡散臭い話だった印象です。
極めつけは、宮本氏の資産の一部という事で「1億円の現金」を持参していましたね。
確かに1億円の現金を持ってきた事は凄いとは思いますが、投資で稼いだのかどうか、どこからか用立てたのか真偽はわからないですね。
私的には作られた煽りだと思いますが…(この手の方法はよくある話です)
あと、既に先行実践者100名くらいはいるらしい事、又、サポート体制は万全でおこなうための経緯、チームワークプロジェクト名の由来等々です。
1話目の動画では、特にビジネスモデル的な内容の説明はなく、印象的には「参加すれば稼げる」「仲間になれば大切にする」そのイメージを植え付ける為の動画だった感じです。
動画2話目の内容
2話目の動画では、いよいよビジネスモデルの概要の発表があり、システム担当している「岩村昌典氏」が登場します。
岩村氏はやはりコンプライアンス的な問題があるのか、モザイク入りで短時間の参加でしたが…ん~どうなのでしょう?
システム的な詳細解説は岩村氏が伝えており、この程度の解説ならば、何も人が変わって解説する意味はないような気がしますが…
プロモーションでの演出感が否めないのが私の印象ですね。
まずは、ビジネスモデルですが、下記の通りです。
・日経225を使った投資
・AI搭載のシステム使用
・作業は口座開設等の簡易な作業のみであとは何もしなくてOK
・知識・経験・スキル一切不要
・現実的な利益を出し続ける事が可能
ざっくりとはこのような感じです。
「一か月数千万円という利益を望むなら、他をあたって下さい」という強気の発言もございましたが、日経225の初心者が一日5万円稼ぐという事も十分現実離れしている感がありますが…
なぜ日経225なのかは、元銀行員の宮本氏が経験をいかし得意だからという理由でした。
その説明の中で、日経225の特徴や機関投資家に着目する重要度と海外メンバーがいる事の利点の説明をふまえて、いかにこのビジネスが稼げる可能性が高いかというイメージを更に高める為の内容であったという印象でしたね。
又、岩村氏が説明したシステムの特徴は下記の通りです。
<他にはないAIを使ったシステム>
他のAI搭載システムは完全放置するが、元々AIは完ぺきではないので、AIを育てていく事が必要となる。
そこで、優秀な人材(チームワークメンバー)の時間と労力使って、常に新たな情報をブラッシュアップして調整し、システムの進化を手助けしている。
このように、数あるAI搭載システムとは一線を画すという事を強調していました。
2話目の動画の印象では「特に何もしなくても誰でも簡単に稼げる」「他とはシステム的に大きく異なる」「全力のサポートで守られる」という、初心者でも安心して参加できる裏付けを並べていた動画だった感じです。
動画3話目の内容
3話目の動画では、Tearm Workの実践者2名(小柴氏・木村氏)の登場で体験談を聞くという動画でした。
ありがちですが、これがエビデンスだとは思います。
会話中では、Tearm Workに参加した経緯から他の投資商材での失敗(騙された)経験、Tearm Workでの実際の利益をスマホの画面から確認していました。
稼いだエビデンスは下記の感じです。
Tearm Workへの参加を考えている方へ、このお二方から参加を促すメッセージがありました。
疑えばきりがないのですが、本当に彼らがこのTearm Workで稼いだのか、もっといえば、本当に参加者なのか等々、うのみにはできない事を助言しておきます。
そして最後に、Tearm Workへの参加条件等の説明(先着150名限定の理由等)、又、「選抜メンバー募集(Tearm Workに参加したい思いを読んで50名選抜)」の解説でしめていましたね。
これがざっくりとした3話目の動画の内容で、ここでは終始「誰でも稼げる」という事を全面押ししながら、人数制限や選ばれるという「希少性」で人間の心理を逆手に取った説明である感じがしましたね。
動画4話目(最終話)の内容
4話目(最終話)の動画では、ここまで動画を視聴してくれたお礼と、Tearm Workのまとめ的な内容、そして参加には費用が必要である事の理由、そして「いいかげんな気持ちの方は参加して欲しくない」という、選ばれた感を演出するような形で申し込みページに誘導している感じです。
特に印象的だったのは「一日5万円、一か月125万円以上」という事を、話の中で説明のたびに何度も何度もくどいくらい伝えている事でした。
まるで、最初は無料といいながら結局費用がかかる事を正当化する感じで非常に違和感がありました。
又、このチームワークプロジェクトは、今後は大々的に募集しない事も何度か伝えており、「緊急性」と「希少性」を演出している感もありましたね。
更に、参加者へのお願いという事で、稼いだ利益の最初の使い道について【自分の為の自己投資や借金返済、大切な人の為に使って頂きたい】等々、プライベートに突っ込んだ話で「安堵感」と「味方感」で親身によりそっているという演出をしている感もありました。
これらのぬかりない演出は、全て最終的な販売に繋げるための戦略と私的には捉えています。
恐らくこのような感じで、エバーグリーン的(継続的)に募集は続けていくのだとは思いますが…
ちなみに、費用がかかる理由については下記の説明がありました。
・かかる費用はシステムメンテナンス費用の一部
・無料にするといい加減な気持ちの参加者が増える
・いいかげんな人には参加してほしくない
・いいかげんな人のサポートで他の対応速度が遅くなる
この様な理由があると宮本氏はもっともらしく述べておられました。
それならば、なぜ最初からそのことを話し、有料であることを伝えないか?
そもそも、簡単な作業を行った後は、システムが行うので何もしなくていいという事なのでサポート対応についてはそこまでシビアに必要ないように思うのは私だけでしょうか?
と、ここも突っ込んでしまいそうですが…
いずれにしましても、このような内容のお話で、参加申し込みSL(セールスレター)に誘導している感じです。
以上の通り4話の動画で読者の「教育」を行い、販売に繋げていく感じです。
これらの動画で話した内容が本当だったら凄いですが、どのプロモーションでもこのようなエビデンスや体験談は用意しています。
又、この動画では解せない事が何点かあります。
体験者が凄く稼げたという証明はされていましたが、資金の説明はなかったです。
日経225も投資ですので、資金は必要になると思うのですが…
恐らく、ここで資金の話をすると参加ハードルが高くなるので、いくらの資金がいくらになったという事は、あえて曖昧にしていると思われます。
ちなみに、公開された利益情報にしてもダミーを予め作ろうと思えば現在ではどうとでもなりますよね。
尚、プロダクトローンチですので、どんなに交渉しても絶対に無料で参加できるという事はないです。
必ずバックエンド等の商品斡旋、もしくは何かしらのサービスやコンサルなどの斡旋があるので、もし「無料」と勘違いをされている方がいたらご注意ください。
ちなみに、「システムメンテナンス費用の一部」という名目の参加費は下記の通りです。
一括払い:48,000円
2分割払い:28,000円/回
王道なプロダクトローンチのやり方なので、伝えられた情報を真に受け、過度な期待で即参加する事は危険です。特に電話番号等、個人情報を入力する事もお勧めしません。
特商法から諸々の不備が発覚!
宮本純次氏のチームワークプロジェクト(Team Work Project)の特商法は下記の通りです。
どこからどうみてもやはり無料ではないです。
覚えておいて頂きたいのですが、このようなプロダクトローンチを使う業者はLP(紹介ページ)でいくら「無料」と謳っていても、絶対に何かしらの言い訳をして有料にすり替えます。
もし有料か無料かわからない場合は、特商法に記載の下記の項目を一例として上げておきますので、まずはこの項目をご確認ください。
「返金に関するポリシー」について詳しく読む事をお勧めします。
更に、解せない事が発覚しています。
こちらの項目をご覧ください。
動画ページの下の方にこれに似た表現で小さく記載はされていたので気になっていたのですが、この項目でも「再現性については個人差があり、必ずしも利益や効果を保障したものではない」と表記があります。
確かに、投資ですのでこの記載はうなずけます。
ただ、動画内ではチームワークプロジェクトに参加すれば「今後は金銭的な事で悩む事はない」と堂々と話しています。
どういう事なのでしょうか?
やはりプロダクトローンチではありがちな、誇大広告、オーバートークであると断言します。
このように「人を欺く」もしくは、勘違いさせるような表現で販売される商品やサービスで稼げたという事を聞いたためしがありません。
どうかご注意ください。
このように疑念があるプロモーションを行う業者なので、販売元の「合同会社 K’sシステム」について詳しく調べてみました。
すると、衝撃的な事実が判明しました。
販売会社「合同会社 K’sシステム」について
この販売会社「合同会社 K’sシステム」が実際に登記されているのか、念のため、「国税庁の法人公表サイト」で検索してみました。
検索結果は下記の通りです。
上記の通り、特商法に記載の住所と一致していますので、これは問題ないですね。
念のためこの住所「神奈川県川崎市高津区久地3丁目11番12号コーポBELL103」を調べたところ、事務所が「住居用のアパート」になっていました。
この会社は、宮本氏が販売について業務委託している会社で、販売についてのみを対応する為の事務所という事なら、百歩譲って仕方ないとしたとしても、もし宮本氏が運営するチームワークプロジェクトの日本の事務所ならば、いやはやですよね。
ここで、まともなサポートができるとは思えません。
恐らくスタッフも常駐していない事が予想されます。
又、海外でも日本でも投資で大成功をおさめている人が、商品販売について「住居用のアパート」を事務所にしている会社に業務委託をするでしょうか?
私の経験からは考え辛いですね。
なので、結論としてはこの「合同会社 K’sシステム」は、特商法に記載する為のダミー会社であるにおいがプンプンします。
いずれにしましても、「諸々の嘘がある」と思えて仕方ないです。
参加を考えている方はこの状況も加味して、もう一度じっくり検討する事をお勧めします。
宮本純次は何者?
動画内で、資産の一部である1億円を持参してきた、チームワークプロジェクトの代表者である「宮本純次」とは一体どんな人物なのか?
自称のプロフィールは下記の通りです。
動画では、既にチームワークプロジェクトの先行実践者が100名いて、少数精鋭で手厚いサポートを受け稼げているという話でしたので、さぞ感謝されて書き込みされているのではないかと思って、ネット検索したり、業界通に聞き込み調査等してみたりしましたが、宮本純次氏の情報は全く入手できませんでした。
いくら宮本氏が海外を拠点にしているという事でも、チームワークプロジェクトは日本でも既に参加者がいるなら、プロフィールや経歴的な事はわからなくても、情報そのものが皆無という事は非常に怪しいです。
もしかしたら、このへんについても「嘘」があり、実際「投資家:宮本純次」は存在していなくて、単にプロモーション側が用意した人物である疑念があります。
動画内での会話も、自分の言葉ではなく、どちらかといえば「シナリオを読んでいる」感で非常に違和感がありました。
なので、このあたりも要注意です。
チームワークプロジェクトの総合評価
以上、今回は宮本純次氏が公開した「Team Work Project(チームワークプロジェクト)」について忖度抜きで調査しました。
その結果、総合評価は下記の通りです。
チームワークプロジェクトの口コミも否定的な感想ばかりで、高評価の書き込みも全くありません。
先程も申しました通り、チームワークプロジェクトで実践者が100名いて、本当に稼げているなら高評価はあってしかるべきです。
それがないという事は、実際には「稼げている人は存在しない」か「商品販売の為に捏造した嘘の情報を公開している」のいずれかです。
このへんも私の経験から評価の対象にしています。
一応、今回の調査で疑わしい内容についてざっくりまとめておきます。
(1)無料と告知しておいて有料にすり替えている
※射幸心を煽る誇大広告・虚偽の告知※
(2)販売会社の事務所が住居アパート
※会社自体の信用性が欠如※
(3)チームワークプロジェクトと販売会社の関係性
※サポート体制への懸念※
(4)資本金はいくらでの実績等、詳細報告がない
※エビデンスの信頼性の欠如※
(5)登場人物はプロモーション側が用意した架空人物の可能性
※公開者・開発者等の人物への疑念※
(6)口コミで高評価の検出が皆無
※嘘の実績を公開している疑念※
以上の事から、宮本純次氏が公開した「Team Work Project(チームワークプロジェクト)について、私的には信用する事ができないので、絶対に関わらない事を強くお勧めします。
もし今現在、経済的に苦しい方、将来に不安を感じている方、本気でインターネットビジネスを始めたい読者様がいらっしゃったら、私でよければ相談してください。
バツイチママの私が、ビジネスで失敗した事、逆にうまくいった事、先輩(メンター)に教わった事、等々、現在に至るまでの経験を活かしてアドバイス致します。
以上、ARISAの調査結果報告でした。